雲の上のはなし

/* 邪魔なキーワード下線を消す */ a.keyword { border: 0 !important; text-decoration: none !important; pointer-events: none !important; cursor: default; color: #5A5A5A; }
数年前の話
 
息子が4歳になった頃
いろいろ過去のことをべらべらしゃべりだした
 
 
よく3歳くらいの子供はお腹の中の記憶があるとかって聞くので、私も息子が3歳の頃にちょっと聞いてみたけど…
 
その時は答えが抽象的過ぎて
 
「うーん、まあ、そんな感じ、かな~。」
‥‥みたいな。
 
 
 
今回のはそれよりも前の生まれる前の記憶
 
この話のスタートは…
 
「〇〇ちゃん(息子くんのこと)、お母さんの口からヒュッと入ったんよね~。」
 
の一言から
 
「え!?」と私
(お腹じゃないんや~。)
 
息子「あぁ、鼻やったかぁ…。」
 
 
 
どうやら、彼は生まれる前は雲の上に居たらしい
 
下に降りたくなったら
神様に聞いて
"いいよ"
と言われたら神様と一緒に下に降りてくるらしい
 
その後神様は1人で帰って行く
 
行きたいお母さんを選んで、
お父さんは選ばないらしい。
 
お父さんはもうお母さんとくっついているから大丈夫。
 
まだ結婚してない時は結婚してもらう。
 
雲の上には子供が他にもたくさんおるけど、神様もその数だけおる、らしい。
 
ちなみに、神様は美男美女
(どうやら、男の神様は背は高く、カッコ良くて、女の神様はかわいいらしい。ちなみに髪は長い。)
 
「雲の上にはお父さんもお母さんもおらんけん寂しい?」
 
「1人1人に神様がついてくれとるけん大丈夫」
 
雲に来る前は、宇宙に居て、その前は海に居たらしい。
 
その前は??
その前は??
って聞くと、
 
「(何当たり前のこと聞きよるん?という雰囲気で)○○(海だったか宇宙だったか忘れた)に決まっとるやん!グルグル廻りよるんでー。」
と言われた。
 
 
ある時、テレビでたまたまミイラを見たので
 
死んだんよね?って息子と話しながら、死んだけん雲の上に戻ったんやろうねぇって言ったら、
 
「えー! 違うよ。雲の前に海やろ?」
って言われた。
 
少し前には、
「お母さんは生まれる前はどこにおったん?」
って当たり前の様に聞かれたし。
 
「お母さんは〇〇ちゃんみたいに覚えてないんよ~。」
って言ったら
「そっか~。」
って言いよった。
 
妹ちゃんがイタズラをしていたようで、それを息子くんがなだめよったんやけど、「妹ちゃん!そんなことしてー! また雲の上に戻りたいん!?」
って真剣に聞きよった。
 
 
 
 
"グルグル廻りよる"なんて、真理だなぁ
 
ちなみに、雲の上では雲で出来た服を着て、寝たり遊んだりしているらしい。
 
 
息子くん曰く、前世は宇宙人やったみたい
 
 
運転しながら、
「息子くんがおった雲ってあんなの?」
って聞いたら
 
「違う、違う。え~っと、もっと~…、あ!! あれあれ!! あんな感じ!」
と教えてくれた
 
「たくさんおるけん、大きくて広い雲じゃないといかんのよー。」
 
 
少ししてから、試しにまた雲の上のことを聞いたら
「お母さんは、アメリカにおったけん戻ってきてもらって結婚したんよー。それで〇〇ちゃんが降りていったんよー。」
 
確かに!
結婚を決める前にアメリカに行ってて、帰ってから結婚を決めて…って流れやったねぇ
 
 
 
小さい息子くん、楽しい話をありがとう(^^)
 
素敵なはなしだったので勝手に転載させていただいた。ふうこさんのブログより