文字は光なり

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何年か前から神代文字を体に書いて治療する人がいらっしゃいますね。日本でも昔から文字を書いた札を持ったり、柱にお札を貼ったりして魔除けなどにもしていますが、中国でも古代から文字を木の板などに書いてその上に寝る療法がありました。

文字は形、つまり『形霊』ですから、そのため体に文字を直接書いたり文字を体の上に置いたりすることで調子が良くなることがあります。

それは文字が出す周波数の力であり、それを見たり感じたりできる方が始めたことかもしれません。

「文字は光なり」と古文献などによく書かれていますが、この周波数から文字のような形が表れるということは大げさなことではないでしょう。

そもそもホツマ文字とか、特にアヒルクサ文字やアラビア文字などは、光のエネルギーのような流があります。

文字というものは、本当はその先の形、出ていない形が表現されています。それを簡略化したものなので、実際はもっと複雑なのです。

文字の始まりと終わりや一筆ごとのタッチの始まりと終わりには、止まらないエネルギーラインがあるのです。

本当は、終わりの止まっているところが曲がって渦巻いていたりするのです。

見えない形が渦巻いているのでもっと実は複雑なエネルギーの流れが動いているのです。

だから体が気持ちよくなるのではないでしょうか。

文字は光だとすると、その発光体の一部の光の一番強いところが文字になっているということです。その後も、先の形がクルクルとまだ続いているのです。

昔の神代文字とかは、皆流体に近い形をしています。その流体がかたくなった形が楷書です。

もともとの線は本当はもっと長くつながっているのですが、あまりに長くなると文章が書けないため、その一部をシンプルな形にしたのでしょう。本当は見えない線が走っているわけです。

例えば「十」という字は、縦線が上下にどこまでもあって天と地をつなぐラインで、水平はどこまでも水平で、東から西というようにずっとつながっています。

だから文字には見えない力が走っているということが、私の祖母からの学びです。

カタカムナ文字に、○の中に十という形が入っているシンプルなものがありますが、これはネイティブアメリカンの人たちが使うメディスン・ホイールの原型です。

 

 

増川いづみ 監訳・解説「ウォーター・サウンド・イメージ」